. この今に消えぬる我の影さへも月は照らせり渓の雫も 待つことの久しくなりて忘れしや花野に出でし月影照らし 反転す鏡の中の冬の町さざなみ寄する音のみぞ聴く 悲しみは誰に訊くべし喜びも踊る木の葉の下の安息 待つことの甲斐ある時を刻みぬるそのひと時…
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