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pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

 平等院 2011年11月05日

31日 平等院



無動寺を谷から上がって行く時には結構疲れが出ていました。

ところがその坂道を足の悪いお祖母さんが2本の杖でゆっくり上がっていきます。追い越して大鳥居のところまで来るとご主人らしき人が石に腰掛けてお待ちでした。
大変だ、という感覚ではないのですね。

比叡山を降りて次は宇治の平等院へ向かいました。
宇治駅についた頃にはもう4時をすぎていました。
通りの鰻の蒲焼の臭いが胃を刺激するがまっすぐ平等院へ。

受付で鳳凰堂内部拝観の最終回に間に合うということで予約。

小中校の修学旅行生が何組みも庭にあふれ、鳳凰堂内部にもいました。
一瞬ゾッとしましたがこの時間、それほどいるまいと思いなおしたら、やはり彼らは30分ほどでいなくなりました。

鳳凰堂内部拝観には中高年や若者のカップル、外人のグループなど30名弱が参加しました。

上品なガイドさんの丁寧な説明

「鳳凰堂の本尊阿弥陀如来像は、日本の仏像作家を代表する仏師定朝によって平安時代後期、天喜元年(1053)に造られたものです」

パンフと同じじゃな。

その内部は既に薄暗くなってきて明瞭なそれぞれの色彩や輪郭は目の弱い私には少しキツいものがありました。

ガイドが終わって外にでると夕日がかなり傾いていました。
その後、源頼政自刃の地「扇の芝」と呼ばれる三角形の土地にある石碑、そして源頼政の墓に参りました。源頼政の墓の場所を庭の通路を掃除していたお爺さんに尋ねると張り切って教えてくれたのが嬉しかったですね。

一抹の感慨に耽りました。
(ある人に言わせると、これを妄想と呼ぶらしい(笑)。)

そして最後に平等院ミュージアム鳳翔館という比較的新しい建物に入りました。

そこで圧倒的だったのが国宝、

梵鐘1口、木造雲中供養菩薩像26躯、鳳凰1対、鳳凰堂中堂扉画8幅 です。

その斬新極まる展示方法によって、まさしく空中に浮遊し管弦を奏でる雲中供養菩薩像26躯が輝いていました。

鳳凰堂内部壁面に浮かぶ雲中供養菩薩像は残念ながら間近には拝めませんが、こちらは広い展示室丸ごと使い、間接照明で美しく拝見できました。

その、繰り返しますが、圧倒的な迫力というか美しさは必見です。

1躯ごとに間近に見れる幸運を覚えます。

http://www.byodoin.or.jp/tanbou-kokuhou.html

閉館まで見学。
外は既に月が煌々と中天にかかっていました。

帰路、鰻屋で鰻弁当を買いホテルで食しました。



誰もいない月夜の平等院、いいですね。