pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

安部という暗黒「中学武道に木銃使う「銃剣道」追加」



暗黒の地獄の蓋を開いて見せた安部政権である。


「中学武道に木銃使う「銃剣道」追加」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170330-00050108-yom-soci

道徳を教育勅語崇拝として強制し、今度は人殺しを強制する。


すでにそれらを可能とする素地は出来上がっている。
学校はいま「上意下達」制度が完成している。それがいかに不気味なことか、慣らされた大人にはわからない。

「ピラミッド型」の頂点に立つ首相、文科省大臣から文科省官僚→教委→校長→教頭→三役(教務主任、生徒指導主任、進路指導主任)→ヒラ教員という流れである。

職員会議はその下達の場でしかないことも
「学校教育法施行規則等の一部を改正する省令の施行について(通知)」
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t20000121001/t20000121001.html
において明示された。

このようなシステム作りは以前も指摘してきたが、戦後一貫した自民党の文教政策の一環であり、その目指す目的が今の政権によって、ようやく明らかになってきたわけだ。すなわち、国民皆兵、帝国憲法再現。もちろん、巨大な利権とセットである。

カネで釣る、戦後政治はまんまと完成しつつある。
以前は、教頭職も手当はなく、ヒラと同じだったが、今では上記三役にさえ手当がつく。私が在職中囁かれていたこと、校長になれば退職金400万円以上プラス!年金プラス!勲章プラス!天下りプラス!おまけに校長室引きこもり可!

政権は徐々にそれらを制度化し、卑しい教員をつり上げ管理職に導いていった。

それでも職員会議が民主的制度として機能している間は、管理職の暴走に歯止めをかけることも可能であったが、政権はマスコミと協同で組合潰しを図ってきたのである。御用組合まで作り、たとえば「プロ教師の会」などというチンピラ教員の会をのさばらせた。etc。

また教員採用数の少ない地方では情実採用が行われているが、一旦コネ採用になれば、その教員は最後まで3猿教員となり、上に忠実な下僕となるのである。私のかつて友人だった男はいま教育長をやっているが、一族利権である。

今回の指導要領で、子どもらに人殺しの方法を教える。いや、子どもらは既にゲームやアニメ、漫画で人殺しやバトルを楽しむ感覚を助長されてきたので、現場では意外にスムーズに銃剣道教育が入るだろうが、指導者は自衛隊OBしかいない。子供らに服従を教え込んできた部活動教師も銃剣道を教えるのに研修に駆り出されるだろう。


まことにおめでたい国民である。