2018-06-03 酒三題 その3 漱石の時間 ・ 漱石の時間 2009年10月24日 水生無視、ン?馬鹿PCめが酔生夢死、これだ。理想だ。ぽっくりさんよりいいね。泥酔泥酔てキタネエな酔って泥中に頭突っ込んで・・・そういや昔俺の田舎の話だが東大に合格した知人筋の男がいて親族で大宴会やったんだがそいつは泥酔トイレで穴の中に墜落死なにやってんだか酔う次第に目が据わりつまらぬ思考もスローになりろれつも回らなくなり空うわの空空完璧なアホへへへ時間よ止まれ・・なんて野暮な歌は要らぬおい、さっきから時計が止まってんじゃないかおい、・・・あれ?誰もいねえじゃねえか・・・いや、酔いが深くなると時間も消えるのだよいいねえ酔っ払い冥利酩酊止水泥酔止水酔興止水静かだ時間も消えた闇の中の面影・・・ん?・・・馬鹿だねェ、闇の中で影が見えるわけねえだろうがいや、はっきり見えたうっすらと透き通る白い頬伏せがちの濡れたまなざし・・・誰だ外は雨が降りやまず冷たい秋の吐息さえ聞える・・・夢夢の面影夢十夜そうだ思い出したぞ漱石だああ、その女の面影だったか百合に化身したをんな「百年待っていて下さい」をんなはそうつぶやいた夢を見たのか酔いが回ったのか時間は止まったまま百年過ぎたああをんなは百合になったをとこは首を前へ出して冷たい露の滴る、白い花弁に接吻した月の光の降り注ぐなかで漱石の時間は永遠の彷徨いああ静かだ時間も消えた消えたのだった酔っ払い冥利酩酊止水泥酔止水酔興止水 これで大下戸巴琴の現役時代の戯れ詩終了、お付き合いいただきありがとうございました。昨晩アップした「その2From A Distance」P.F. Sloanの代表曲「EVE OF DESTRUCTION」(邦題、明日なき世界)は高石ともやや忌野清志郎がカヴァーした。1988年『COVERS』の東芝の圧力による発売中止は日本の世論管理社会を明らかにした出来事である。以降もその世論操作は日本人を盲目の民へと仕立て上げていく。フクイチの悲惨もアベ政治の悲惨にも鈍感なパペット国民と呼ばれるだろう。「できることなら、この胸を切り裂いて」忌野清志郎http://www.tapthepop.net/song/34738http://www.tapthepop.net/extra/34766ぜひお読みください。