2018-09-25 墓参と証城寺の狸囃子 ・ 昨夜の中秋の名月、動きの速い雲間よりかがやき出た姿はやはり美しい。 鈴虫も聴こゆる宵の月影の雲間にのぞくまどかなる夢 中村 まどか・・・といえば一昨日郷里に1泊で墓参を済ませたが、その地の菓子店の「まどか饅頭」が美味い。あのふんわりとした柔らかさはなかなか他にはない。店に入ってきた家族が買おうとして売り切れに子どもが落胆していた。 さて、墓参であるが、墓をどうするか迷い続けてきた。遠距離であるし、私の子どもらには関心はもてぬはずだから、いわゆる「墓じまい」も選択肢に入れていた。しかし、墓じまいとやらは、坊主の算段にすぎないようだ。あほらしさ満開である。 私自身は死後はどうでもよい。その辺に遺灰はばら撒けと言ってあるがこれもアホな規制がかかっているから無理。まあ海を汚すのも憚られるし、困ったものだ。 年間6千円なりの管理料を払い続けるのが一番かとも思う。墓の存在は自分のルーツを確認する標ともなろう。 満月に墓地の狸も踊り出し 中村 こんな墓地なら文句はない^^。 「しょうじょうじのたぬきばやし」 北茨城市に生まれた野口雨情が千葉県・木更津市の證誠寺を訪れた時に作詞した歌という。 証 証 証城寺証城寺の庭はつ つ 月夜だみんな出て 来い来い来いおいらの友だちゃぽんぽこ ぽんの ぽん 負けるな 負けるな和尚(おしょう)さんに 負けるな来い 来い 来い来い 来い 来いみんな出て 来い来い来い 証 証 証城寺証城寺の萩(はぎ)はつ つ 月夜に 花盛りおいらは浮かれてぽんぽこ ぽんの ぽん いいなあ野口雨情^^ こんな墓地なら永住しても良い^^。 www.youtube.com