pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

クロマティ高校


クロマティ高校・・・いや私の勤務していた高校のことではない。似たようなものだが・・・

日本一のアホ高校「クロマティ高校』のギャグ漫画の名前である。

お気に入りさんの日記に「フレディ・マーキュリー」のお話が出てて、つい思い出してしまった。そちらは最近の映画の話題で楽しく拝読させていただいたのだが、こちらはギャグ漫画で申し訳ない。

この漫画、フレディが出てくるのである。

実は末っ子が小学生の頃だったはずだが、ゲラゲラ読みふけっていたのだった。つられて上の子らもゲラゲラやり出した。ので~~つい私も読んでみたら存外面白い。完璧な空バカ高校生の漫画であった。しかし・・・私の赴任した高校のいくつかも似たようなものであったのだ・・・

入試問題解答用紙に名前だけ書けたやつがいた・・・ぐにゃぐにゃの蚯蚓文字で・・・
合格!
あれ?
いや、合格!
県は定数第一主義。定員内なら誰でも合格!

全科目0点は・・・あれ?
合格!

一瞬クロマティ教育委員会かい?と思ったが、何せ生徒や同僚を出汁に上りあがった方々であらせられるからクロマティでは・・・ない・・・

┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・


やれやれ・・・と思い出に浸っていたらラインに久しぶりの奴が更新して出てきた。
彼は以前児相での教え子である。教え子と呼んでいいのか、授業で数回顔を合わせただけなのだが。

彼は児相を出てのち私学の通信高校に入った。その通信は私が児相を辞めたあと勤務したところだった。ところが彼が入学した9月前の7月に私はそこが任期切れで辞めていた。私は9月に都心部の私立女子高に着任したが彼が入れるところではない・・・当たり前田のクラッカー

彼からのラインはしばらくなかったのだった。

「お久しぶりです!」
「な~~にやってんだ?」
「警察と喧嘩になってボコボコにして逮捕されて鑑別に行ってました」
「ありゃ~~、相変わらずバカだな。ストレスたまりまくってるな」
「結構溜まってます(笑)次は補導されただけでも少年院、きついです」
「もういい加減アホやめな、いい歳だぜ」
「そうですよね、そろそろ変わらないとですよね、親にも昨日言われました」
「何歳になった?」
「16歳です」


こんな感じでライン会話。

「先生はまだ教師やってるんですか?」
「辞めた。酷い学校、だから今は無職下流老人」
「近々○○君と先生とで会いませんか?」
「もうおごってやるカネないぞ下流老人だからな」
「大丈夫です!今度は僕が」
「おいおい、おごられるほど落ちぶれちゃいない」


というわけで、連中、私の懐を気にしたのか近くで会う予定を組むらしい。
電車賃も無いと思われたか・・・┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・

ところで、こういうタイプの男は落ちればいくらでも落ちる可能性があるが、頭は良いし根性も十分であるから、なにか本気になれる目標が見つかれば実力を発揮する。もちろんそれを期待するが先の道のりは長い。こっちは・・・・先が・・・ない!┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・

 

ということで、クロマティ中村のバカ話はおわり。

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