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Nevermore 夢のまたゆめ夢のゆめ
見果てぬ夢のゆめのごとくに
長崎の坂の小路の卒塔婆に
花たゆるなく蝉しぐれふる
長崎と五島をめぐる旅すがら
寄せ来る波もいのちとぞ見ん
オルフェの歌かすかに聞こゆ木立より
グレイに沈む奥武蔵の里
月も日も蘇る宵と思ふべし
面影浮かぶうず潮のごと
以上、今週末の歌会提出用に過去の短歌を少し手入れしました。その前に墓参をお彼岸前に済まします。
Nevermore…ポーの小説『大鴉』より。