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樺美智子さんの「死の真相」 (60年安保の裏側で) ―60年安保闘争50周年
御庄博実医師
http://chikyuza.net/archives/5376
岸内閣と機動隊、そしてマスコミによって彼女は死に追いやられ真相は闇に葬られようとしていたが、上記のサイトにその真相が露わとなったのである。
このテーマは以前にも触れたことがあった。私の書いた部分だけ以下に再掲する。
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私は樺美智子さんの死を何で読んだか既に記憶にありません。しかし、圧死という言葉に引っかかった記憶は残っています。圧死する程、それほどのデモ隊の大群衆に踏みつけにされたのか?未熟な疑問をそのままにして、私の関心は高野悦子さんの「二十歳の原点」に移っていました。70年、私の在籍した大学は「最後の学園闘争」の終わりを迎え、新入生はもう政治への無関心の段階に入っていたのでした。その後はご存知の通り、『学費」が大学理事会の要求通り跳ね上がっていき、何とホテル運営までこなすようになりました。加計様も「教育事業家」を自負してらっしゃいますが、我が母校も負けじと事業拡大路線を猛進し、教えてもいない私の住所に毎年寄付依頼が届きます。
そんな学生時代の中で、マスコミが闘争を歪めて報道する実態を経験できたのは収穫でした。ノホホンのボンクラ田舎学生がマスコミの正体を初めて体験できたのです。
それでも、樺美智子さんの死因を結局はマスコミ報道レベルでしか受け止められなかった事は情けないと今つくづく反省します。
マスコミは学生運動を潰した後は労働運動を強力に締め上げていきます。
その締め上げるキーワードが「迷惑」でした。
国民を迷惑と煽り洗脳しながら労働者の最大の権利であるストライキを「迷惑」で潰したのです。その後は自殺まで「迷惑」と国民は受け止めていきます。
何と単純な国民なのか。
今まさに目の前の安倍政権が戦後レジュームとかいうふざけ切った言葉で戦前の暗黒時代、国民奴隷時代に戻らせようとしています。
一連の流れを見るとずっと計画されてきた国民洗脳システムがほぼ完成してきたのかと暗澹たる思いになります。
選挙制度改悪で3割以下の得票でも絶対多数の暗愚政権が作られるのです。
「『安保五十年』と言うべきいま、樺美智子さんの闇につつまれたままであった「死の真相」が、『安保五十年』と言うべきいま、樺美智子さんの闇につつまれたままであった「死の真相」が、もう一度語られてよいのではないでしょうか。もう一度語られてよいのではないでしょうか。」
丸屋さんはそう呟いてらっしゃいます。
樺美智子さんが如何に優秀な学生であったか、触れられていらっしゃいますが、優秀であろうがなかろうが、純粋な若者を死に追いやった事実とその歴史を私たちは忘れない。
そしてそれは何度でも語るべき歴史の真実であると思います。
権力による樺美智子さんの「殺害」であったという事実を。
最後に、丸屋さんが出してくれた樺美智子さんの詩を引用します。
最後に 樺美智子
誰かが私を笑っている
こっちでも向うでも
私をあざ笑っている
でもかまわないさ
私は自分の道を行く
笑っている連中もやはり
各々の道を行くだろう
よく言うじゃないか
「最後に笑うものが
最もよく笑うものだ」 と
でも私は
いつまでも笑わないだろう
いつまでも笑えないだろう
それでいいのだ
ただ許されるものなら
最後に
人知れず ほほえみたいものだ
(一九五六年)
狂歌
我が国は若き人の死重ねつつ知らぬ存ぜぬ臆面もなく(巴琴)
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思ひやれ冷たき雨に樺の忌 巴琴
人知れず微笑み遺し樺美智子忌 巴琴
機動隊に殴られ踏み潰され扼死せりと鑑定医記す 巴琴
樺美智子さんのご両親の悲しみは如何許りか。
親は子の先立つには耐えられぬものである。
事故だろうが病気だろうが同じである。
しかし・・・樺美智子さんの死は日本国によってもたらされたものである。
http://yamazakiproject.com/about_us/yamazaki_profile
これで戦後最悪の首相が出揃いました。血は濃いいですね。
60年安保 岸信介
羽田闘争 佐藤栄作
人質見殺し 安倍晋三
動画は気分直し^^。
ネットていいね。亡くなった忌野がいつでも見ることができる。SMAPは草彅剛が次男坊そっくり^^。しかし…さすがにSMAPの面々も闘病後の忌野清志郎を囲んで咆哮した。