pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

ジャズバンドの「MOONLIGHT SERENADE」が聞こえてきた。今日は団地の夏祭り。
例年雨に祟られるが、今回も…夕方から危なそうだ。

台風の影響か、風が強いが真っ青な空と積乱雲が立ち上がっている。
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ようやく夏空、ヒリヒリするような日差しの中で昨日から梅干しをザルで干している。いい香り。香りと言えば、カサブランカもようやく咲いている。球根一つから始まって、今夏は7本育った。
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夏祭り、当地もご他聞に漏れず高齢化が進行し、隣接の団地との合同で祭りをやっている。実は同じ団地地域なのだが、真ん中を市境が走り行政単位では別な団地なのだ。アホくさ。

高齢化で私の街区では18軒のうち3軒は自治会活動から外れている。また、向かいのお宅は母親がだいぶ前に亡くなり、独り息子が独身で暮らしだったが、彼は最近認知症が悪化し、とうとう施設入りとなった。お隣りさんの話では、彼がヘルプを求めてきたので家に入ったら仰天のゴミ屋敷化。電気も水も止められたままだったらしい。

前のチャックは開け放ち、ベルトが半分ぶら下げる状態でヨタヨタ歩いていたのを見た事があった。目はまっすぐ前方を向いたまま、視線は合わせようもなかった。彼の現役サラリーマンの頃、一度だけ話したことがあった。趣味は墓地の散策。そんな趣味もあるのかと驚いた。私は彼の母親とは何度も話していた。戦後の苦労を感じさせずに明るく心根の優しい女性だった。独り息子を残して亡くなったのは辛い事だったろう。

ジャズバンドの演奏がまた始まったが、運動公園では朝から少年スポーツのサッカー試合が続いている。

愚民教育の最たるものの一つ、少年スポーツ。

「オラ!テメエー!トロトロ走ってんじゃねえよ!止めちまえ!」

以前近くを歩いていたら母親がグラウンドを走っていた子どもに怒鳴っていた。

ジェンダーレス???
女にも母親にも見えない。
ケダモノにしか見えない、いや、ケダモノに失礼。

狂人だよな、全く。母親だとよ。

グラウンド周りに親たちが陣取り、口々に喚き叫び、子ども達も同様となる。

遊びたい盛りの子どもら。つま先から頭の鉢巻までお揃いの恰好。
目を釣り上げた親たちの餌食となっている。
思うに学校の部活など奴隷教育である。私自身の中高時代は全く自由な部活だったので、埼玉に勤めてから驚いたものだ。自主自立の精神など育つはずもない。授業は点数偏差値に染まり、差別教育が大手を振って横行している。もはや国を挙げての差別精神涵養に勤しんでいると言って良い。

そういえば参院選、その事を指摘し、かつ、子ども達の自殺を取り上げた立候補は居たかな?
なに、死んだものは票にならない?
だよな。そんな国さ。

巷ては韓国との諍いが結構派手になってきたようだ。ネット情報だが。
読んでるとガキの喧嘩にしか見えない。韓国も日本も政権維持には効果的らしい。
喧嘩させてれば安泰か。
しかし、エスカレートするほどに、どこに落しどころを作るか難しくなる。

お気に入りさんが、「幼稚」を取り上げてらっしゃるが、まことに幼稚。本当に幼稚になってきた日本人である。

幼稚な大人と高齢者…
詐欺が世間に溢れているが、そうなる必然もあるな。

お、ジャズ演奏「ホルガの船曳き」だ。

船曳き労働者…農奴にさえなれなかった囚人らの労働の歌だったかな。
レーピンの同名の大作を昔西洋美術館で観たことがある。
ロシアリアリズムの代表作だ。

ジャズは黒人奴隷の、中から生まれた。
「ホルガの船曳き」も奴隷に近い人々。

うつらうつらと愚にもつかぬ事を書いていると、グラウンドの絶叫が消えた。祭り会場の演奏だけが響いてくる。

祭りのチラシを見ると出店が増えているようだ。牛丼やカレーなど前は無かったな。自治会役員頑張ってる。
さて、暇潰しに出かけてくるかな。


そういや、夏祭りでつげ義春の漫画を思い出した。
団地の祭りで主人公が屋台の焼きそば屋を手伝って、500円玉一個くすねる話だったな。アハハ。