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月に一度の愉しみである句会が昨日行われた。
なにせ私が一番の若造・・・お一人はお孫さんの関係で暫くお休みになるとのこと。もう一人は大変なことがあって句作なしで参加・・・そこに宗匠がこの3日間心臓が痛むと・・・抑えて揉んだりすれば痛みは消えるらしいが当然受診を勧めた。それでも句会優先＾＾。参加者には「みなさん、宗匠は受診より優先なさって参加。都合ができたからと欠席される方もお考えになってください」と冗談めかして告げた。彼は一人暮らし。お子さんはハワイや東南アジアに居る。ハワイ在住の娘さんにメールで、早く受診させてくださいとお伝えしておいた。送迎はできるからと。
兼題 紅葉
１ 手帳よりもみじ一葉色あせて 文学少女
２ 柿紅葉沈みぬ池の魚の音 拙句
３ 雨さんさん紅葉の紅は失せやすく 宗匠
４ ライトアップされし紅葉に触れながら 新文学少女
自由詠
１ そよ風にコスモス揺れる曲がり角 教授
２ 黒葡萄会へばたちまち和みけり 新文学少女
３ 笑みたたへ良夜の妻は無口なり 宗匠
４ 紅玉を北アルプスの前に置く 拙句
宿題 「芙蓉」と「告げる」を入れて句作
酔ふほどに告げたき人や紅芙蓉 拙句
以上、おもな句です。
「紅葉」は難しかったと宗匠。紅葉がまだ見れないのでできなかったと女性。そうですね。紅葉も当地では大分遅れています。
兼題１は時の重さを詠い文句なし。整理していたら古い手帳が出てきて開くと色あせた紅葉がはらりと落ちた。
兼題２は確かに楓の紅葉は遅れているが柿紅葉は進んでいて、その美しさに話が盛り上がって後、宗匠より「ぬ」を「し」に変えたらどうかとご意見頂きました。
確かに「柿紅葉沈みし池の魚の音」となれば過去形となり、句意である静かさはより完全となりますが・・・
自由詠
１ 「曲がり角」を表現を変えるのはどうか。
３ 宗匠の妻への哀傷句。宗匠は中の句が納得できていらっしゃらない。
宿題を提出したのは私のみ。
「忘れた人はバケツ下げて立ってなさい！」
現代では体罰だ～～！となりますが＾＾
動画は私の最も好きな映画の一つ。勿論この挿入歌も。
明日は信濃追分堀辰雄文学記念館で秋の講演会。
日帰りで行ってきます。電車不通ならバス。
