12月16日、長男を殺害した罪に問われた元農水事務次官・熊沢英昭被告(76)の裁判員裁判で、東京地裁は懲役6年の実刑判決を言い渡した。
さて、その4日後に熊沢被告は500万円の保釈金で、本日出所した。早いのなんの。遁走新記録かね。
さすが高級官僚。
その手があったか、
一人息子を30箇所も刺して殺したは、惨殺事件だが、地獄の沙汰もカネ次第を地でやった。
カネで放免。あとは次官退職後満額の退職金約9000万円を図々しく受領し(BSE感染牛の天下り責任者)、その後、ご褒美のチェコ大使で稼いだ3億円余りで、息子に脅かされずに太平楽を決め込める訳だ。
もちろん、この手の男は贖罪のフリも手抜かりなくやるだろう。
世論…何せこの子殺し男を「尊敬する」とまで言う者もいたくらいに熊沢善人説を流布している。
滅多刺しの子殺しヒーローの誕生である。
そういえば、池袋暴走老人の、これも高級役人飯塚幸三も逮捕もされずに安穏と正月を迎えるか。10の死傷者で。
安倍内閣のあの体たらくを見れば、もはや何でもあり。
つくづく間抜けな国民である。
一つだけ、伊藤詩織さんの地裁判決だけは良かった。
あれほどに叩かれまくりながらよく耐えた。
よく反撃した。
全く見事な女性である。
中村哲氏の見事さと共に今年の救いである。
元TBSの被告人山口は控訴らしい。
様々に読むと、この男は伊藤詩織さんに行ったようなレイプを為すことに長けているように見える。
初めてでとてもあんな事は出来ない。
控訴とは、つくづく親友安倍に似た態度である。助けてとまた誰かに頼み込むだろう。
こいつを空港で逮捕し損ねた警察官はさぞ無念だったろう。安倍友警察官僚中村格の一声で無視された訳だが、控訴なら、更にその中村格を含めた審理を期待する。
そういえば、伊藤詩織さんの件も海外で盛んに報道されている。余りに恥ずかしい。