pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

イランとノーム・チョムスキー


「忘れてならないのは、米国自身が「テロ国家の親玉」だということである」
     ノーム・チョムスキー


イランがアメリカ軍をテロ組織
「すべての米軍部隊を「テロリスト」に指定する法案を可決した」


従って、イランの決定は既にチョムスキーの指摘に沿うものでしかないが、イラン政府の賢い所は、米軍部隊と限定したところ。(既に昨年イランはアメリカをテロ支援国家としている)

今回のイラン政府の決定はまことに合理的で、イラク米軍基地へのロケット攻撃の大義名分である。

トランプ政権の世界中を敵に回しても利益収奪を図り、支持率向上に励む姿は実はトランプに始まったことでは無い。アメリカ民主主義は資本主義の隠れ蓑に過ぎず、特に軍産複合体が悪名高い。


私はチョムスキーの発言を信じる。


集団的自衛権の実態は戦略戦争だ。米政府も戦争を国防と言い換えるが、それに似ている。だまされてはならない」

 

「もし私たちが、軽蔑する人の表現の自由を信じないなら、表現の自由を全く信じていないのだ」

 

「メディアは支配者(資本)の広報係りとして重視され管理されている。決して大衆側の見方ではない。大衆の痴呆化には役立っているが、大衆の智恵袋にはなっていない」

これらは全て正しい。


さて、安倍はトランプアメリカとイランの間で右往左往だろうが、トランプポチ安倍は海上自衛隊派遣も既定で実行するだろう。イランへも見え透いた詭弁を弄するだろうが、イランは安倍日本のヌエ状態などとっくに理解している。相手にはしない。しかし、イラン正規軍ではない、革命防衛隊やら他の軍事組織が、見せしめ攻撃する可能性はある。


余りにも愚劣なトランプの巻き添えを食う日本は犠牲を払っても世界から嘲笑されるだけであろう。

そう言えば、カルロス・ゴーンの今後の日本への反撃も日本民主主義の実に痛いところを突いてくるだろう。なにせこれも世界的に薄汚い安倍官邸ぐるみのゴーン逮捕の構図だ。マスコミが如何に誤魔化しても情報鎖国は通用しない。


追記 今回のトランプテロに対し明確に批判できたのは共産党だけである。