・ 乃東(なつかれくさ)に唱和いたします。 紫の匂へる衣を茎にたつ乃東の西行のゑみ 栃の紅姫に唱和いたします。 雪の野にいでたつ君の赤き頬もろ手包みてさすりてしがな (頂いたお歌は栃の紅姫という苺のもの) ・
あけぼのをまとひ降りくる夢を見ぬ秋終わりぬるも冬にみんとぞ 庭にゐて秋月之夜のかそけきに葉擦れの音かな声のするやう 雨上がる朝の光の紅葉の静かな秋の時も過ぎゆく 窓辺より流れ溢るる大銀杏眠れる母も染まりて居りし 聴こえしや銀河の音の囁く夜雨だ…
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