7才の記憶と廃墟について 今はただ崩れ墜ちよと東海の 冥き瞑目の黄昏の底 それが大袈裟なものでなく ヒトが去ってしまった家 主を失った犬小屋 用を終えた巣 蜘蛛の巣も ただの巣なら 美しい廃墟だ 熱い風 真夏の炎天に焼かれて燃え上がる廃墟 モノトーン…
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