pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

2019ニューイヤーコンサート

昨日、オーチャードホールニューイヤーコンサートを聴いた。

ニューイヤーコンサートなど行ったことがなかった。
正月は自宅で過ごす習慣であるが今回は娘の招待ということだった。
「2時に池袋に来て」
何をしたいのかさっぱりわからぬが何か起こることは察していた。

ちょっとしたサプライズだった。
娘は先月転職を決めた。
今度のは3つ目の会社で法務部だけで数十人いる。
どうも海外駐在を目論んでいそうだ。
娘も就職氷河期が過ぎたころの就職だったが、3回目で納得できそうな就職ができたようだ。
惚れられる相手がいなければ女一人で生きていく覚悟なので、職場は極めて重要である。サプライズは今回の転職決定でようやく気持ちが晴れたからだ。

渋谷は嫌いであるが仕方ない。
駅構内はやたら面倒、出たら大音量の広告が左右から響く。もはや神経がイカレた街としか言いようがない。


オーチャードホールは小ぎれいなホールだった。


大友直人指揮 東京フィルハーモニー

新春恒例の最初の曲は
J・シュトラウスⅡの『春の声』
J・ウイリアムズ『フライングテーマ』(「E・T」)
ロドリーゴ『アランフェス協奏曲』
J・ウイリアムズ『スターウォーズテーマ』
エルガー『威風堂々』
ラベル『ボレロ

など、ロドリーゴを除くと元気のよい曲が並んだ。間に獅子舞も入った。
『アランフェス協奏曲』では村治佳織のギターがオーケストラの音量に消されないか心配だったが、きれいな音を聴いた。

ボレロ』はまあ見事なくらい盛大な『ボレロ』でなるほど新春に良いか。
映画『愛と哀しみのボレロ』を見て以来、ジョルジュ・ドンと切り離せない感覚になっているが、大友指揮の『ボレロ』は、ジョルジュ・ドンを切り離してくれた。

 

というわけでニューイヤーコンサートなるものを初めて楽しんだ。

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