pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

今日は土砂降り記念日==沖縄==


予報では俄雨とか毎度裏切られ
   腹が立つ今日は土砂降り記念日




今日は沖縄慰霊の日である。
間違い、明日。


まさに狂人と化した軍部独裁の挙げ句の、夥しい犠牲者。

と、習ったが、実態はそんな軍部に踊らされたマスコミによる愚民洗脳が功を奏した民衆の責任でもある。ヒットラー政権と似たようなもの。

しかも、責任はごく一部の者に限られた。これはやはり極東裁判のまやかしである。

戦争協力者を魔女狩りのようにやったが、それも一部。

悉く不徹底な日本敗戦処理

その大元が大元の帥、大元帥なのだから洒落にもならないが、最後の大元帥昭和天皇人間宣言なる世界史上稀なる珍宣言をやる羽目になった。無茶苦茶恥ずかしかったろうな。普通の常識があれば。


大元帥は日本各地を周り海外戦地を周り祈りを捧げた。だからといって戦争責任を果たしたという話ではない。

責任棚上げの中での贖罪行脚である。

もちろん、元大元帥が戦争責任を負えばその下で神輿を担いでいた連中は腹を切らねばならぬ。エリートたるもの、先の池袋事故の「犯人」の如く謝罪はタブーであり、責任を取るのは下々て宜しい。

しかし、神がかり旗振り役の神主たちが責任をとったという話は聞いたことがないが、どなたかご存知ならご教示ください。

最近また政務次官が息子を滅多刺しにして殺した。何か言い訳してたらしい。しかし、ナイフだったかで背後から滅多刺しとは憎悪犯罪の極致であろう。理屈で子供を惨殺できる人間がエリートたるものであろう。何せ理屈だけで生きて出世してきた訳だ。人生理屈。従って、当時エリート集団だった参謀本部やら軍部政権は国民の死など何とも感じていなかったからこそ、戦争責任など理屈で逃げる。天皇免責嘆願は必死だったのだ。

その後の無責任政治の原点なのだが、無責任どころか戦前の絶対権力への憧れで改憲の準備はほぼ出来上がった。学校弾圧や小選挙区制もその一環。半数前後の選挙権者が棄権すれば良い。

また、皇室人気を煽る事も抜かりない。俺様首相は恭しく元号「奏上」までやってのけた。なんと薄汚い「元号」となった事か。


まぁ、そんなこんなで、いよいよ国民生活も破壊されていく訳だ。消費税10%は必ずやる。現役諸氏は所得税10%と合わせて20%。ほかの社会保険料とか合わせれば35%は強制的に徴収される。医療費や介護保険料のアップもコソコソやってる。高額税も北欧なみの高福祉国家となるなら良いが、あり得ない。この国では税金は食い物になる。すなわち低福祉国家。そりゃ、福祉も教育も企業への補助金での食い物にさせてる訳だからな。無責任国家だからな。

という話になれば、沖縄の今日の慰霊祭、慰霊となる為には沖縄は独立でもしない限り慰霊にはならない。

「本土」では、戦没者慰霊さえ形式的で、「英霊」というふざけ切った言葉が復古しつつあり、戦没者を侮辱して憚らぬ。そういえば、最近F35墜落事故で、墜落事故はパイロットのせいだと発表したな。一切が海の中。よくもまぁ言ったものだ。アメリカでさえ不良品扱いのF35だと言うに。遺族も哀れ。まぁ、トランプファースト、そんな国なのだ。犠牲者は恭しく「英霊」にすれば済む。

また、脱線話だが、私が短歌や俳句の世界をろくに知らずに、趣味で始めたのだが、短歌や俳句もまぁ、調べれば戦争協力無責任大歌人、大俳人がゾロゾロ。勲章貰ってれば嬉しくてたまらん歌人とか俳人?あり得んわ。
一体、恥を知らぬ。偉そうにしてるのはその裏返しかな。
かつて第二芸術論が出たが、こりゃ芸術などと呼べぬ姿だよな。第二芸術以下、果てしなく、第二以下。何とも無様で醜悪な姿が短歌や俳句の後に潜んでいる。

沖縄の皆様、「本土」の実態はこのような惨状です。辺野古もやられていますし、その苦悩も推量れますが、どうか負けずに頑張ってください。負けたら「本土」並みの「家畜」が待っているのです。

知的精神的にも既に土砂降り「本土」なのです。