pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

8月6日が近づいてきた

広島長崎への原爆投下。
どんな屁理屈も通らないアメリカの人類史的大犯罪であるが、自国の歴史的大問題をただ「慰霊」記念日とする奴隷根性は健在で、また行事「慰霊」と、当たり障りないスピーチを繰り返すのだろう。

飼い犬が気づいたら飼い主より偉そうにしていたとアメリカによる日本叩き日本潰しが派手に行われたが、もうすっかり忘れているのか。
今の日本人の飼い主は記憶力も悪く学習能力といえば、いかに国民を扇動するかとい事だけだ。つまり私利私欲の飼い主。

ついに韓国への制裁が始まった。

外務大臣ともあろうものがマリオをひしゃげたような口をとんがらかして「無礼!」と喚く。もちろん変節漢である。
内閣自体がご都合主義なのでまた変わり、そのうち忘れたフリをするしか脳がない。

原爆投下も同様。
つまり、アメリカへの徹底的批判が同盟国なら当然の前提である。それが全く出来ないだけでなく、広島訪問を果たしたオバマ被爆者を抱きつかせたという芸当は、おそらく世界中を唖然とさせたに違いない。
日本政府はカネだけの犬っころであるという認識。

右翼…ならば反米が当然だが、今右翼は似非であり、ただ欲求不満を「弱者」叩きで晴らす、何とも無知にして卑劣な存在である。私はテレビを見ないがネットニュースのコメント欄にはそんな手合が溢れている。今は韓国叩きに夢中なようだ。

戦前の大衆と似てきた。
貧困率が「先進国」で最高という国。

歴史から学ぶと言っても日本の学校での歴史教育は知識偏重しかもせいぜい明治、崖の上の素晴らしい明治維新!くらい。もちろん意図的である。日清戦争直前に行われた甲午農民戦争など私も最近まで日本兵によるその残虐な大量殺戮を知らなかった。

かようなデタラメ歴史教育の中で現在の韓国叩きが起きて日本大衆が喜ぶようでは、日本の先はまた崖の上から奈落の底である。

広島長崎の犠牲者への日本人の差別や虐めも酷かったと知る。その根性が未だ消えずに政治家に利用されているなら、こんな危険な事はない。

差別主義者というのは本人にその自覚は無い。感情に走り、無知なだけだ。その例は至る所に見えるはずだ。


最近、TBSで児童相談所の保護所問題を取り上げらたらしい。

保護所問題は以前書いたから重複はしないが、敗戦後の浮浪児狩りーすごい表現だーでの収容所以来の体制という、また信じがたい話なのだが、深刻な事は当事者には子供らへの人権蹂躙、つまり2次虐待という意識が無いという事だ。善意の塊でやっている。愛情に溢れて「虐待」。「子供のため」という愛情が親を虐待という自覚なしに子供らを追い詰め、挙げ句に子供らは保護所入り。子供らはそこでまた愛情を以て精神的「虐待」をされる。

つまり差別意識も虐待意識も持てないのが国民性…なのか…


今の韓国虐めも同様。
もちろん韓国自体も問題があり、見ていてもその外交は哀れである。
文大統領が金総書記を初めて迎えた時の彼の媚び方は哀れ過ぎた。

しかし日本は大国独裁政権の中国国家主席や、なりふり構わず世界中に喧嘩を売っている白人至上主義で資本主義の権化トランプへの、異常な媚び方を日々実践し間違いなく大国ポチであろう。恥ずかしいことこの上ない。一方、民主主義を辛うじて必死に守ろうとする香港へのメッセージはゼロ。どこが民主主義国家だ。


そんなこんなを否応なく想起させる8月6日が近づいている。



……
上記の、奴隷根性、と呼ぶのは間違い。
自ら奴隷になりたがる者は居ないが、気づかず奴隷根性を植え付けられている。