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今回の政府主催の東日本大震災慰霊式典は見送りになった。
まずは良かった。こんな外道連中に慰霊されたら浮かぶ者も浮かばれない。
3・11は巨大地震と大津波という自然災害としての問題と、原発爆発及び広域にわたる放射能汚染という人災の問題である。
「3.11に改めて問う安倍首相の罪! 第一次政権で福島第一原発の津波、冷却機能喪失対策を拒否した張本人だった」
https://lite-ra.com/2018/03/post-3862_2.html
あれだけの大人災事故を起こしながら誰も責任を取らなかった。この点は日本の世界史に残る不名誉でもある。いわば無責任国家。無責任マスメディア。
安部は事あるごとに民主党政権を持ち出して攻撃したが、自分が原発爆発の原因を作ったことの自覚がないとしたら精神に異常をきたしていると見做すしかない。
確かに当時民主党は安部同様にふざけた政策を打ち出した。
最たるものは即座に被ばく線量基準を20倍に引き上げて、それ以下は問題ないとしたことだ(更に作業員は100倍)
もう一つ、風評被害という言葉をこれも即座にマスメディアを通して広めたことだ。要は被害を「最小化」に見せかける詐術であろう。第二自民党の要素を色濃く打ち出した。
「甲状腺がん・福島県外で重症化〜基金が初の療養費給付」
https://www.youtube.com/watch?v=QhV9hn6f9PI
2016年の長いビデオだが非常に深刻な人権侵害問題を提出している。この基金は民間拠出基金である。
ここに見られる政府対応は今回の新コロナ対策と相似する。
相変わらず被害者数をごまかす。被害「最小化」の裏原則が自民党政府にあるようだ。
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「「オリンピックどごろでねえ」 聖火リレー出発地・福島、「復興五輪」に喜べず」AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3272421
聖火リレーのコース周りはきれいに「復興」したらしい。
すべてはオリンピック利権のために!
「常磐線試運転 車両付着ちり 放射能濃度23倍に 動労水戸調査」東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202002/CK2020022902000138.html
これも恐ろしい。
動労水戸が調査し、結果をもとにJR会社側は「車両の測定を実施する考えはない」と拒否。
つまりは安部のオリンピック目当ての原発「アンダーコントロール」のために常磐線を開通させたわけだ。乗務員や乗客など眼中にない。それが「復興」というとんだ茶番である。抗議できない内堀知事も同罪。
安部は原発爆発の責任者であるが一切頬かむりを決め込んでマスメディアをアンダーコントロールしながら、オリンピックのスターになりたいのだ。どうみても異常である。
また被災者、自主避難者への支援打ち切りが続く。
復興税は今も徴収し、そのカネはどこに流れているのか。少なくとも被災者、自主避難者には回す気はないらしい。不要な防波堤や道路か?コンクリ業者が内閣にいたよな。
亡国安部のキリがない卑怯は論外であり安部がいる限りこの問題は出し続けよう。
それが慰霊だ。
参考
「山の放射能汚染地図」早川由紀夫さん作成
https://livedoor.blogimg.jp/sbk_revo-unlimited/imgs/1/a/1ae2bb66.jpg
なぜこの地図を引用したかといえば、関東平地では汚染も低減されているというのも錯覚に過ぎないのではということ。福島の除染は住む場所のみという茶番。この地図に現れた汚染地区で除染はごく一部だろう。そして汚染された山から雨で流されてくる。実際除染後に汚染濃度が上昇しているのはそのせいだ。