pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

コロナ巴琴?


昨日の定休日、ライングループで同僚たちと馬鹿話をしている際にうっかり自分の咳が出ていることを伝えてしまった。

しまった、と思った瞬間に、ご無理なさらず休んでくださいという話が書き込まれ、本日も休みを取らざるを得なくなった。

 

「こんな年寄りはいなくてもどうでもいいんだよな」
とわざと僻んでみせたが、通じない。

「大事な大事な巴琴先生です!」

実はその前の段で横浜から通勤している若い男をからかっていた。

「横浜からここまで・・・まるで罹患電車だろ!来るな!休め!」
「いや、勤務日は来ます!」

彼は昨日から在宅勤務適用になったのだが放っておくと来かねない、人の好さでいじられ放題の男である。

「何言ってんだ!お前はどうなっても自業自得!周りに移すなよ!子供には特に!だから休んでろ!」

「命ファーストですね!」

どこかずれた答えだが憎めないキャラ。

 

ところが、うっかり私が自分の咳を白状したら、そんな有様で、私が自業自得と相成った。あはは。

 

しかし、一つ重要な問題が起きた。
私は雇用主が彼は都であり私は区なのだが、その制度的な違いで私はその在宅を有給消化か時差出勤でやるようにという校長からのお達しが、そのライン仲間から伝達された。その仲間の伝達してくれたのはライン仲間を仕切って管理職との間をとりもつ女性である。

「力及ばずすみません。区のほうはシステム上、在宅勤務対応ができないという理由です。事故欠勤としますか?」

「事故欠勤は扱いが難しいので結構です」と伝え、仲間の休めコールを浴びた私は休まざるを得なくなったのだ。

 

学校には書いたように学童の子らが登校する。少人数ではある。在宅を全教員の3分の1のグループを作って回せば在宅可能なのだ。

休校措置の苦肉の策であった。


しかし、区の職員は年休でという措置は労働法上許されない。仲間の力では無理。ということで今日区の人事課に電話で話をした。担当もその法令違反的伝達をまずいと理解しながら、教職員課に確認してもう一度私に連絡しますとなった。30分ほどして連絡が来た。

「その年休の扱いは今課の方で検討中だということです。決まり次第校長を通して巴琴さんに通知されるとのことです」

 

役所的回答丸出しだが、話は区役所から教職員課まで通じた。昨日の今日という、通達の出し方、振り回される役人たちも哀れだが、だからと言って便宜的に過ぎる扱いは通達そのものの無効になりかねない。

 

まあ、年休対応させることが不法であることを認識できればよい。とんでもない奴を採用したと後悔しているかもしれん。なにせ小学校は特に無風空間なのだ。素朴で善良な先生たちの空間は上意下達がしみ込んだ世界。校長はおろか教委の頭越しに異論(私は温厚なので糾弾はしない。あくまで低姿勢)を突き出される経験は多分ない。

 

というわけで今日明日と休めば4連休。1週間まえからの咳や体調を見るには十分であり、今朝念のため主治医のところに受診したが、気管支喘息という診断だった。コロナではない、と先生はきっぱり教えてくれた。まあコロナでも構わないが。コロナとなれば学校完全封鎖となる。それが一番なのだが・・・