pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

隠蔽


安倍政権のやる事なす事、出鱈目、非道、不法の限りであるから、隠蔽は当然お手のもの。しかしその隠蔽も国民の健康、命に関わる事となると、之も許せない。

もちろん、元近畿財務局職員の赤木俊夫さんが死を賭して訴えた事も馬耳東風。レイプ疑惑元TBS記者山口敬之の不起訴(例の黒川がいる)など、非道の限りを尽くしている。

そこで黒川検事長を総裁に祭り上げて、自分たちの保身を図るという、これまた前代未聞のスキャンダルが強行されようとしている。

もはや、ゴロツキ、チンピラ以上の醜態で、今回のコロナ禍への対応など期待する方が異常なのだが、相変わらずのマスコミの忖度ぶりで、この、異常なコロナ禍対応は、国民を犠牲にしながら早速非常事態宣言を解除する。

とにかく遅い対応ながら、解除する宣言はまた異常に早い。

6月にはコロナ禍が終熄?
まさかね。

しかし、打つ手は呆れるほど早く、感染者数は当初から「医療崩壊」をマスコミ動員で流し、検査数を最低限に抑えながらの感染者数で出してきた。
でもって、6月に狙いを定めた上での感染者数の「確認された」減少が露骨である。

異常、呆れるほど異常。

そこに保健所の存在があった。
保健所が今回ほど脚光を浴びる事は今までなかったかも知れない。

お疲れさま!という世論形成が出た。
無論大変なのは分かるが、保健所長が厚労省天下り先となると私の見方は変わる。


表題の隠蔽だ。

勤務先の学校で別々の保護者2名が新コロナ罹患者となっていると校長より話があった。オフレコで、というが、つまり校長は広めてほしいと私は理解した。本当にオフレコなら職員にも沈黙を貫く。

この、罹患情報は保護者が一番知りたいものである。自分たちの子どもが安全に登校できるか否かがその情報にかかっている。

情報を保護者に通知すべきである。
正確な情報こそが疫病を防ぐ力だが、始めに訊ねた教員によると、教委は「人権配慮」のために通知せずと決まっているという。

とってつけたような「人権配慮」だが、一見正論風であるが、正確な情報こそが疫病を防ぐ力だという前提から大いにズレた理屈である。

人権配慮は当たり前だが、即ち、罹患者を特定されぬような通知は表現の工夫で簡単なはず。

身近な同僚(彼らは殆ど上の言いなりであるが)に話したらある程度理解できた。その中で一人、養護教諭が校医に訊ねてくれた。

「保健所の指示で、守らねばなりません」

と校医は答えてくれたそうだ。

保護者罹患情報は保健所からの指示で隠蔽されているのだ。

当然、保健所は厚労省直結の組織。厚労省は官邸の指示で動く。
つまりは全国で行われている隠蔽と呼んで良い。

なるほど、緊急事態宣言解除に向けて着々と手を打っている。

もちろん、6月の学校再開に合わせているのだ。日常生活、なかんずく経済活動には、保護者を労働に戻さねばならぬ。そのための学校再開である。


子どもの安全や健康、命よりも経済的回復が大事なのである。(この二項対立の発想でなく、両立可能なプランを出しているグループもある)

もともと、学校など眼中になかった政治家たちが、学習の遅れを突如として心配し、夏休みに授業をやれとか、文科省に至っては9月入学を言い出した。コロナ便乗というより支持率向上が狙いだろう。

学校再開は危険である。
私はいつも仕事の上では最悪の場合を想定する癖がついた。
最悪を避けよ。がモットーである。
最悪とは子どもの犠牲である。

即ち、罹患情報の隠蔽は許せない事は当たり前であるが、こんな政権には隠蔽が当たり前なのである。


それで…学習の遅れ?


日本中の大人の中で学習が安全や健康、命よりも大事だと何割が考えているのか。


やれやれ、とんでもない時期に採用されたわい。つくづく運のない男である。

ならさっさと辞めれば?
そうなのだ。
今まで何年間か、採用されてはさっさと辞めて来た。しかしそれは相手に労基法違反などの理由があったが、今回のは相手に非は無い。
まぁいつまでもつか……やれやれ😥
まぁお手伝いさんだからな…ヒヒヒ。

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