pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

売国ー日本人の健康と命ー




こういうタイトルだと私がまたアベ批判を書くのだろうと思われるだろう。

まったくその通りで、飽きもせず?飽きる暇もなく次から次へと大問題が繰り出され、前の文章「ヨーネ病クローン病他」や農薬問題、国際的には使用規制が強まっているネオニコチノイド(ネオニコ)系農薬や抗生物質耐性菌の蔓延、ラウンドアップ耐性遺伝子組み込みの遺伝子組み換え作物問題など健康に直結する深刻な問題をはらんでいるが、日本ではアベ以降使用制限どころか拡大の一途である。規制緩和という中身が如実に現れる。アメリカファーストの影で国の貧困どころか
日本人は命の危険まである。


前の文章の「ヨーネ菌問題」と併せて考えると日本人の自己免疫疾患やアレルギー疾患も含め癌についても大変参考になる。

特にお子さんやお孫さんについては深刻な問題である。ご存知なら結構だが、ご関心のある方は原文を是非お読み下さい。



       長周新聞

抗生物質が効かない耐性菌の氾濫 食と健康を脅かす遺伝子組み換えと農薬の弊害」
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/17439

 「東京大学の鈴木宣弘教授(元農水省職員)は、貿易交渉のさい米農務省幹部から「大豆やトウモロコシは日本人とメキシコ人と家畜が食べるものだが、小麦は直接米国人がたくさん食べるからとりあえず(GM化は)しない」との説明を受けたことを明かしている。安全性に問題があるGM作物は、米国内でも敬遠され、中国、ロシアなども排除しており、いまや日本が世界最大のGM作物消費国になりつつある。それは同時に抗生物質耐性菌による健康被害が、日本人にとって身近な問題として迫っていることを意味する。」

以下項目


抗生物質耐性菌が拡大する理由
(1)抗生物質多用の弊害
(2)遺伝子組み換え作物の影響
(3)除草剤や枯葉剤が細菌の抗生物質耐性化を加速

農薬漬け作物の危険性

暴かれたモンサントの「フェイク・ビジネス」

国内農業をも蝕むGM作物

GMと農薬入り作物の一大消費地にされる日本

農薬の残留基準値も大幅な緩和

食料の輸入依存で蝕まれる健康

「未知のウイルスによる感染症に翻弄され、感染防止策や生活習慣の改善、抗菌、抗ウイルスの新薬開発などが目下の焦点となっている。だが、細菌やウイルスを含む自然と人間の関係を科学的に捉えるなら、人間の健康を担保するためにはまったく別のアプローチが必要であることが見えてくる。とくに日本では、健康の根幹であり、生命の土台となる食物が多国籍企業の経済効率のために蝕まれ、いまや家畜同然の扱いとなっている。この事実を看過して、コロナ後の新しい社会を構築することはできない。コロナ騒動の陰に隠れて進行する地域農業の破壊とともに、「食」の安全を売り飛ばす売国的な政策に抗する国民的論議と行動が求められている。」


まことに凄い記事だ。恐ろしい政治の実態が浮かぶ。
耐性菌問題、遺伝子組み換え食品など知ってはいたが、まさしく売国自民党政府である。

これほどの記事を出す地方の小さな新聞、マスメディア経営者の露骨な堕落に比し、高い知見の堂々たる文章である。応援する。

 

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