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題 時雨
時雨ふる里の守り人いかあらむ遠く去りての思ふ師走に
(故郷は3・11の被災地です)
題 霜
里山に霜をく菊の風に耐へ道ゆくわれに頷きてあり
(「をく」とは招来の意)
題 除夜
明日をまつ除夜の神々松のゑの風の音にもこゑ請け侍る
(一応「賀」の気持ちを詠んだつもりです)
以上。
御苑を見下ろす立派な和室誂えの会場でした。