・南宋 真山民「山中月」我愛山中月 我は愛す 山中の月烱然掛疎林 烱然として疎林に掛かるを為憐幽独人 幽独の人を憐むが為に流光散衣襟 流光 衣襟に散ず我心本如月 我が心 本 月の如く月亦如我心 月も亦た 我が心の如し心月両相照 心と月と両つながら相い照…
・草むらに紛れ咲きたる葛の花野分ののちの匂ふ風かもあなたを見失うとき私は自分の中に溺れ苦しむがあなたははるかに遠いところから私の奥底の遠いところから現れ私は私を忘れる完全なる忘却.先刻、電車を降りて階段を下る時に後ろから肩を叩く者がいた。振…
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