・ 年の瀬も蕾で耐へて沈丁花 春を包みて夢に居りぬか 花手水のまねをせむ 蓮鉢に浮かぶ山茶花白き花びら 花々を眺め過ぎたり ひととせも想ひ辛しや大地は歪む 無辜の子のまたその親の悲泣かな 蛮人の歴史止むこともなく 冀ふはやさしき春の慶びや聞こゆる花…
・ 記憶力補い合うてひなたぼこ 淡雪 今日もまた出来た事あり暦買う 淡雪 顔振の天望のぞむ冬の富士 夏生 今わかる父の優しさ冬野菜 夏生 正月の父の手作り器かな 夏生 雲間より遠く富士の嶺ピザランチ 陽清 福みかんたわむ古木やとある家 陽清 念願の佳き日…
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