2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
.「私たちは、ある国に住むのではない。ある国語に住むのだ。祖国とは、国語である。」 以前の文章で引用したエミール・ミシェル・シオランの言葉だが、この言葉は国家という政治的存在への本質的洞察だが、同時に人間の存在への洞察でもある。 「私たちは、…
・ 豆まきす夫の後追う犬コロロ 淡雪 湯のたぎる音のみ午後の雪激し 淡雪 春うらら祖父母の生きた街に生く 夏生 豆まきの吠えたる父の福は内 夏生 光射し雪も解けたり春の庭 夏生 立春やかくしゃくとして百二歳 陽清 かくれんぼ園児等の声春を待つ 陽清 休耕…
・一昨日2月11日に東京ステーションギャラリーの掲題の展覧会を観て来ました。12日終了なので慌てて行きました。https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202312_michinoku.html東北地方に於ける隠れキリシタンの姿に以前より関心を持っていましたが、同…
邦題の歌詞を見れば、ああ、あの歌かと気づく方も多いでしょう。原詩では『長い道を』となるそうです。語学のダメな、いや語学もダメな私ですので翻訳を頼りに危ない理解をしています。さて、その『長い道を』はロマ(ジプシー)系の雰囲気を漂わせた名曲な…