2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
・梅雨らしい雨続きの毎日だが、梅雨らしくはない雷鳴が昨日など、近くに、ひどく炸裂していたり、そもそも雲の形が積乱雲のような峰のようだったりと自分の経験的な梅雨とは異なった様子である。地球規模の気候変動の中で取るに足りないものだが、案外激変…
・ 昨日の句会では、以下のニ句を出した。 裾払ふ手のほの白し梅雨の夕「竹久夢二のような句ですね」と言われた。正直、それは想像してなかったが、彼女はそう感じてくれたのだ。彼女は句歴は宗匠と同じくらいで、きっちり読み解いてくれる。「【梅雨の夕】…
・ 今日はこれから句会でした。 ところが、家の前の公園が業者による除草ですごい騒音。 耐えきれず駅前のドトールまで逃亡。 そこで作った拙句です。句会の題は「梅雨」 翡翠の閃光一過梅雨の池 梅雨の顔様々なりと庭の花 薔薇の香も雫となりて梅雨の朝 鰻…
・ 佐佐木信綱作詞 小山作之助作曲 卯の花の、匂う垣根に 時鳥、早も来鳴きて 忍音もらす、夏は来ぬ さみだれの、そそぐ山田に 早乙女が、裳裾ぬらして 玉苗植うる、夏は来ぬ 橘の、薫るのきばの 窓近く、蛍飛びかい おこたり諌むる、夏は来ぬ 楝ちる、川べ…
・ 予報では俄雨とか毎度裏切られ 腹が立つ今日は土砂降り記念日 今日は沖縄慰霊の日である。 間違い、明日。 まさに狂人と化した軍部独裁の挙げ句の、夥しい犠牲者。と、習ったが、実態はそんな軍部に踊らされたマスコミによる愚民洗脳が功を奏した民衆の責…
電車にて席をどうぞと勧められたから六月二十日は老人記念日 巴琴 普段は自分を振り返らないので歳も自覚出来ないボンクラ老人であるが、こんな時には否応なしに自覚を迫られる。今までは逆の立場で常に席を空けていたが、もはや席を空けられる身。しかし、…
・樺美智子さんの「死の真相」 (60年安保の裏側で) ―60年安保闘争50周年御庄博実医師 http://chikyuza.net/archives/5376岸内閣と機動隊、そしてマスコミによって彼女は死に追いやられ真相は闇に葬られようとしていたが、上記のサイトにその真相が露わと…
昨日、歌会参加。 歌誌中、参加者の掲載歌から、それぞれが2首選び寸評を言い合うやり方です。 1 柿の実の熟すをま近に見てをればつくつく法師のひとり鳴きけり 「叙景が分かりやすい。景が見える」 3 降りしきる秋霖の夜のひとり寝に暗渠の音のはげしきを…
・ 4月から5月半ばまでよく歩いた。47万歩。まぁ一日平均1万くらいだからたいそうな数字ではないが、殆どが山歩きという事で、私としては上出来である。 飽きっぽい私がなぜ続いたか。春から初夏にかけての山歩きは極めて快適だった。新緑と花。野鳥や虫たち…
・以前シアターイメージフォーラムで「ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる 』を観た。ごぞんじの方も沢山いらっしゃるでしょう。圧倒的に美しい創作とその現場、そしてユーリー・ノルシュテイン本人を観た。30年『外套』を完成できずにいるその意思と…
・ 1 午後4:45暗く汚れた通勤路人ごみの脇ホームレス蹲る 2 午前0:27救急に運ばれし泥酔の女子手当する若き看護士 3 午前3:43オリオン輝く空の下ベッドを巡る介護士の影 4 午前8:30扉を開けて帰途に就く光風清浄刃のひじり 以上の構成歌…