pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

黄金の魚

・ 「黄金の魚」 谷川俊太郎 おおきなさかなはおおきなくちでちゅうくらいのさかなをたべちゅうくらいのさかなはちいさなさかなをたべちいさなさかなはもっとちいさなさかなをたべいのちはいのちをいけにえとしてひかりかがやくしあわせはふしあわせをやしな…

自由ということ。

・ 絵とは自由の象徴である。 のみならず、文芸、美術、音楽全て自由 を本質とする。 以下、拝借して子どもたちの学習に使わせて頂いた池田龍雄先生の下描きの作品である。 私は自由ということを先生の作品から感じ取ってもらいたいとお借りしてきた。 「巴…

哀しみは優しき人の春近し

学習指導で、自分の言葉(文字)と、その言葉に合う絵を一枚の画用紙に描きこむ目標で取り組んでいる。それは精神の自由をその作業を通して子どもたちに感じてほしいからである。 「画用紙という枠、制限はあるが、自分の表現したい言葉を書きなさい。自由に…

安曇野

・ 一、 狂気 昨夕安曇野に着いたが、意外にも雪は少なかった。先入観とはこんなものだ。 本来は旅行するなら平日に限るのだが、非常勤とはいえ平日に堂々と休暇を取るには未だ気が引けるのである。 尤も、今回も衝動的に旅行に出たのだ。イマノ職場、も、狂…

厳島記   改稿

厳島記 夜も次第に更けていった。 小侍従は一人宿所から抜け出て厳島神社の平舞台に立った。文月の潮風は心地よく、社の背後に聳え立つ弥山は黒々と銀河を仰ぐ。 小侍従と供の武士四人の一行は、都から七日をかけて厳島に着いた。唐船から渡し舟に乗り、波の…

ホッカイロと節分

・ この2週間、すっかりホッカイロの世話になっている。当地での最低気温はマイナス7度を記録しているが、その時刻にバス停で待つのは応えた。更に西武線は暖房が走行20分ほどしないと効いて来ない。まるで人熱電車である。堤筆頭強欲の経営陣である。おかげ…