pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「空と風と星の詩人尹東柱の生涯」

・ 昨日、楽しみにしていた映画「空と風と星の詩人尹東柱の生涯」を観にシネマート新宿に出掛けた。これは「ハートァンドハーツ」としてコリアン・フィルムウィークの企画である。 実は私はコリアン映画に偏見を持っていた。いい歳をしたオバちゃんたちが長蛇…

遠ざかる日々 句会第四回

・ 前回はお休みの人や退会の人3人でて、4人の寂しい句会となりましたが、今回は新しく3人加わり計8人と、多分丁度よい人数で句会が開かれました。今回から月一で開く事になっています。確かに月2回はしんどいでしょうね。見事に多士済々ですが…ご高齢であり…

遠ざかる日々4 蓮の花 カサブランカ

・ 蓮の花音なく咲くや朝日浴び蓮の花朝の光に輝きぬ 植え替えた大きな睡蓮鉢の棲み家がよほど嬉しいのか、蓮の花が4つ続けて咲きそうである。後2つ花茎が水面から伸びてきている。雑然鬱蒼たる狭い庭で今カサブランカと共に存在感を発散している。 蓮の花が…

遠ざかる日々3 尹東柱

収監先の福岡刑務所での写真。「訳のわからぬ」注射を何本も撃たれながら死去。最期は朝鮮語で大声で叫んだという。 詩集「空と風と星と詩」については過去にも取り上げました。今月22日からシネマートの新宿と大阪の2館で彼の映画が上映されます。私として…

遠ざかる日々 2

・ 夕暮れにカナカナが鳴いていた。先週、遠くで蝉の声を聞いているが、カナカナは近くで鳴いていた。 カナカナ蝉、蜩、どちらの呼び名が好きかな。 カナカナの夏の声かな秋を呼ぶ 巴琴 「俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがある」ウィキペ…

遠ざかる日々

・ 「巴琴さん、相談なんだけど、良かったらの話」 こう云う切り出しは、実はコワい。行きつけのカフェのママさんは「永遠の女子高生」と言われる強者である。 「私の義理の妹がね、Kという施設のグループホームで夜勤のパートしててね、その施設全体が人手…

七夕

. いつの間にか前日記より15日間が過ぎてしまった。 忙しかったと言えば忙しい15日間だった。 あれやこれなんだかんだの夏至もすぎ はや七夕か… 七夕の月に恥らふ影ふたつ 巴琴 それは恥じらうだろう、満月に近い煌々たる夜である。年に一度の逢瀬。そっと…