pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

G・ガルシア・マルケス(改)とカタルーニャ問題

久しぶりにマルケスの作品を思い出しました。以下、1は4年前に書いた文章です。2~3はそれ以降。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1ガブリエ・ホセ・ガルシア=マルケスは今年4月17日に亡くなった。http://www.all-nationz.com/arc…

秋の講演ー堀辰雄にみる「あこがれ」の構図

・20日(土)午後から生憎の雨。嬬恋のペンション泊21日(日)快晴 AM10時近くオーナーにバス停のある浅間牧場まで送ってもらう。バスが来るまでの間、近くの丘を散歩する。浅間山が薄っすらと初冠雪。信州の山並みが全視界に広がる。紅葉。 バスに乗り白糸…

短歌愚痴

私自身、短歌や俳句などいわゆる文芸創作を始めたのが8年前くらいの初心者ですから、偉そうな事は言えませんし、偉そうな能力もありません。 しかし、そんな私でさえ近年の文芸については殆ど諦めて居ます。出版社の愚かさ--目先の利益至上主義ーーが如実に…

短歌

・ もの思ふ心も知らず流れゆく早水に浮かぶうたかたの夢 雨やみのしじまの夜のもの思ふこころも凪て有明の月 空蝉の濡れそぼつらん秋霖の昏き夜道ぞ思ひ捨つべきや 雨やみて霧に沈みぬ林にはかっこうの声とほく響きぬ 月も日も蘇る宵と思ふべし面影浮かぶ渦…

10年 M子の朝のおくりに

・ 秋が流れる川のごとく雲のごとく光のごとくすべて流れ流れ鉛のごとく羽毛のごとく枯れ葉のごとく 何も知らないのではない何も感じないのではない ただあなたは涙を流し尽くしそして言葉を失った頑丈な鉄格子の窓の外から闇が侵入しあなたから言葉を奪った…

遠い世界に

・ 小雨ふる道に消えゆく影さへも 懐かしからむ待つ宵ののち ちょうど1年前の短歌です。今日は台風一過の秋晴れならぬ真夏の気温。午前中早めに出発。山も川も豪雨だったため歩くのは難しいので国道沿いに歩きました。 「同じ秋でも、もう曼珠沙華は花を落と…

あらしのよるに

・ 現在台風24号が和歌山県に上陸しているという。とにかく無事を祈るしかない。こちらも上空が吠えたてているような強風が押し寄せ始めている。60年ほど昔。大阪に住んでいた子どもの頃、台風の目?を見たような記憶がある。黒々とした雲の壁が晴れ間の周囲…