pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

立夏 子どもの虐待記念日

よくもまあぬけぬけと子どもの日とか呼んだもんだ。
子どもから空き地や野原を奪い、登下校は集団で、塾漬けで時間を奪い、これはもう立派な虐待だ。 

 

オマケに中学受験とかで都市部の私立中学の入試問題はやたら難しくしちゃって、「中学入試問題の難易度は限界に達した」とか言いながら渋幕中問題が今朝のネットに出ていたのを見て唖然とした。「刑事裁判の法廷の見取り図です」と図示し下級裁判所の法廷を選ばせてかつ夜勤の理由まで説明させるという。
検定教科書に載っているから出題したと学校は説明しているが、もはや狂気であろう。
ゼニ儲けの狂気養成。


一方で部活などのスポ根狂気…
また一方では芸能ネタに汚染され…
また一方では放置され…満足に文章も読めない…
また一方では自殺してさえ誤魔化され…

 

と、まぁ凄い虐待社会のこれは一部。可哀想なのはいつも子どもたち。つまりは親も虐待加担なのだ。

 

とまあ、申し訳ない。せっかくの子どもの日を。

 

午後から風が強くなった。
五月晴れの青空と緑の風の中、庭の狸で四十雀の子育てが大詰めを迎えている。親のえさ運びの頻度が高まり、餌の大きさも大きくなり、雛が育っている証拠だ。昨日は狸に不用意に近づいた雀が親鳥に追い払われていた。
一心不乱に餌を運び、巣を守り戦い、巣立つまで。そうだ、日本人の子育ても同じで必死なのだ。ただ、その方向性が逆になってしまった。

そういえば、雀たちも増えてきた。そして蜜蜂も。露草の花が好きで花から花へ飛び回っている。蓮鉢では金魚の2代目の太郎と花子に次郎が加わり賑やかになった。花子の後を太郎と次郎は追いかけ回す。花子は悠然と餌を頬張り泳ぎ回るが、間抜けな太郎と次郎は後塵を拝するのみ。バカタレ。

で以って子どもの日。