昨日、日本語学校の2回目の面接に行ってきました。
おばちゃんが出てきて教務主任ですとか。
いやはや呆れます。挨拶もろくにできず、会話もチグハグでこちらの質問に満足に答えられず、社会人以前の人物とお見受けしましたが、何でも、日本語教師は「420時間!」のどこぞの研修を受ければ教えられるようになると、私の目を見ることは殆どなく面接。相手を見ずに面接するのは初めて経験しました。
このおばちゃん、「420時間!」が好きなようで、数えたら12回言ってました。
私から言わせたら、たった420時間で人を教えられる?って事になるのですが、恐らく、日本語教師はそんな促成栽培で作り上げた存在なのでしょう。しかも、420時間!が金科玉条となって、このおばちゃんの頭がはちきれんばかり。礼儀もろくに弁えず、馬鹿げきったテキスト(みんなの日本語)を2年間生徒に押し付けて、そのレベルは中1にもならないのです。
「文法」
恐ろしい言葉を口にしました。
「ちょっと、テキスト見せてもらえませんか?」
何度か要求して見せてくれました。
その文法とは普通学校教育で習うものとはかけ離れていて、一見分かりやさそうで実は何を規定しているのかサッパリ分からない代物でした。活用の語尾変化を法則を教えずに、文例で一つ一つやるのですから、恐ろしい。時間が幾らあっても足らない筈です。
おばちゃんはテキストをすぐ取り上げて(何か重要な機密文書みたい🤣)、これを教える力が着くには420時間!とまた言い始めます。バカかよ。全く。
恐らく、グルの世界で、有料の研修会社が繋がり、「大手」としてのさばっているのでしょう。裏に天下りの連中が居るのは想像に難く有りません。
しかし……恐れ入り谷の鬼子母神。
生徒たちは全員日本の大学進学を目指して来日しています。かわいそうに。
学校の廊下に進学先がズラリと並べられて、眺めると…いやはや…名だたる底辺大学…四則計算やアルファベットの学習レベルの大学です。恐らく欠員の多い大学名が殆どで、私など定時制高校でも教えましたが、絶対に推薦しないところばかり。
生徒たちはそれを知る由もない。願書を出しカネを払えば即入学の大学です。
有料研修、最底辺大学…どうも、それらの大学とも裏で繋がり、生徒1人幾ら?教師希望者1人幾ら?とやってそうだと見てしまいます。
「うちは認可校です!」と胸を張るおばちゃんの認可という意味は、日本語教育検定試験に合格したか、420時間研修を受けたか、それらを満たす「教師」を雇っているという事でした。
恐ろしく画一的で幼稚な内容を2年間かけて(生徒たちは寮、つまりそこでも儲けている訳です)ちいちいパッパに放り込む姿が見えて来ました。それが全国の認可校の実態とすれば国辱ものです。
かわいそうに。
「生徒に問題行動があった場合に叱る事は?」と試しにおばちゃんに聞いて見ました。
「叱ってはいけません!」
「お客様なのです!」
とキッパリ🤣🤣🤣
どこまでもアホでクズな世界かも知れません。
かわいそうに。
生徒たちがね。
しかし……この国……やはり終わってますね。
帰宅後すぐメールで求職取り消しを学校に送りました。
さて、良寛モドキになるかな!と言いつつ、他の求人にも申し込みました。
私も…懲りずにお気楽巴琴です(^
今日の渓流散歩。彼岸花が咲いていました。
夏空ですねぇ。
秋海棠、この花も好きです。