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雨あがり木々やわらかく色づけり 波風
落ち銀杏道に光がなだれ込む 波風
陽光に映えし紅葉のまぶしさよ 一伸
朝夕の寒さに耐へし庭の菊 一伸
夭折の姉に手向けし水仙花 撫子
夕膳やメニューの一品菊膾 撫子
寒さ痛雪と見まごう白ばんば 夏生
うす紅の背高のっぽの名はダリア 夏生
白馬の花枯れの道天近し 巴琴
空染める錦秋の道五色沼 巴琴
参加者5名
欠席者2名
欠席者は引き続き宗匠にご主人入院の方。一日も早い快癒を祈っております。
なかなか厳しい状況ですが、今回は宗匠が知人に託されてご自身の句作をご披露。思いっきり元気溢れる句作でまるで別人かと皆さん驚かれるほどでした。先月も伝えていただきましたが見違えるほど。病態の変化の情報はありませんでしたが、精神的な立ち直りかと皆さん大喜びで賑やかな句会となりました。