pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

2017-01-01から1年間の記事一覧

吹き溜まり人情の街と映画「抗い」

昨日、西成から帰りました。5泊、8万歩でまあまあ歩けました。体力の衰えも実感しました。せんべい布団1枚で睡眠が十分取れず腰が痛くなります。前回泊まったホテルは1泊2千円で、せんべい布団にマットレス付きでした。オマケに部屋には招かれざる客も湧いて…

吹き溜まり人情の街

この西成には既にスパワールドという巨大で立派な温泉施設があり、今度は星野リゾートが進出するらしい。 吹き溜まり人情の街は衰退の運命にある。 1泊1700円の「ホテル」は正しく言うならば簡易宿泊施設の意味合いが大きい。1泊500円というのも見つけたが…

いい湯だっな〜ああん♪

久々ぶりというか何十年ぶりというか、銭湯に入った。ここは〜にし〜なり〜入船の湯〜♪ 相変わらず貧乏暇無し巴琴は、往復一万円の飛行機に乗って、はるばる〜来たぜ西成〜♪また来てしまった。 どうにも用事が次から次と、止まらない。どうにも止まらない〜♪…

皆殺し命令『忘却された支配―日本のなかの植民地朝鮮』3 

.第3章 骨と碑の戦後史2-筑豊、では、あの麻生炭鉱が出てくるのは無論である。長生炭鉱の頼尊淵之助に勝るとも劣らぬ朝鮮人連行、暴虐ぶりが出てくる。「麻生炭鉱での朝鮮人強制労働」http://www.pacohama.sakura.ne.jp/kyosei/2asou.html竹内さんの調査で…

『忘却された支配―日本のなかの植民地朝鮮』2

. 第2章 骨と碑の戦後史1 今度は山口から遠く離れた北海道の話である。 事実上「強制連行」された朝鮮人たちは北海道だけでも推計14万5千人。「寺や墓地や荒れ地に放置された遺骨を、北海道深川市の浄土真宗本願寺派一乗寺住職の殿平義彦さんらが長年か…

『忘却された支配―日本のなかの植民地朝鮮』1

.『忘却された支配―日本のなかの植民地朝鮮』 伊藤智永 岩波書店久しぶりに日本近代史関係の書物を読んだ。畏友からお借りしたものである。第1章 強制を思い出す―宇部第2章 骨と碑の戦後史1ー北海道第3章 骨と碑の戦後史2-筑豊第4章 追悼と謝罪の間―紀州…

M子の朝のおくりに

・ 看護士が午前1時に巡回したときに君は既にベッドにうつ伏せて息絶えていたという長い入院の末のあっけない連絡は今日の日の夥しい数々の死の数えられない死一度繁華街の通りで君を見かけた春のあたたかな風を受けて真っ白なフリルブラウスをなびかせた痩…

長崎と五島列島 遠藤周作と世界一不味い珈琲店 2

・ 信ずるとはどういうことか。その究極が信仰であるが、俗物の私が俗世の中で経験してきた「裏切り」の数々を「棄教」という「裏切り」と重ねることは滑稽である。カネで釣られた管理職と、へつらう予備軍は組織としての健全性を放擲した無残な現代そのもの…

安部という暗黒「中学武道に木銃使う「銃剣道」追加」

・暗黒の地獄の蓋を開いて見せた安部政権である。「中学武道に木銃使う「銃剣道」追加」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170330-00050108-yom-soci道徳を教育勅語崇拝として強制し、今度は人殺しを強制する。すでにそれらを可能とする素地は出来上がっ…

長崎と五島列島 遠藤周作

今月10日から13日まで久しぶりに旅行に出た。 『遠藤周作と小説「沈黙」の舞台をめぐるバスツアー』というツアーが長崎の観光コンベンション協会主催で募集しているのを知ったからだ。そのツアーは遠藤周作文学館学芸員も同行しガイドするので、知らないこと…

ゼニ亡者記念日

この国の立法司法行政は鬼畜と呼ぶににふさわしい。ゆりかごから墓場まで、つまり、幼児教育から、老人施設まで、国民生活の全てを銭儲けの対象にし、弱者を虐げてきた日本歴史未曾有の愚劣な三権である。安倍記念小学校はどうやら潰されるようである。 教育…

高麗郷散策

. 昨夕から今日の午前中、高麗郷を散策しました。この時期、一日中晴れ渡る日は少なくなってきます。昨日は午後3時半から歩いて巾着田に。梅の花と牧場を見ながら楽しんで来ました。 見送り嫌いなハチ「連れてって!」と鳴いています^^。 巾着田牧場 巾着…

Born Free

・ 弥生の雨はやさしい音を立てて降り注ぎます。公園を犬の散歩で歩く娘さんも愛犬も雨音を楽しんでるでしょうか。 私は子どもの頃から美しいものに憧れを持っていたようです。水たまりに映る青空もビー玉のガラスに映る青空も廃墟も。 遠い過去ながらフラッ…

帰りたい

春の雨が蕾を柔らかに濡らす土を柔らかに濡らす街を野を山を濡らす「わたし、どうしてここにいるのか分かんないのよ」「わたし、へんてこりんなおばあさんなの」両手を胸の前に、祈るように固く結んで前を観ながらゆっくり話す柔らかな穏やかな表情で、見て…

ドリアン助川様

大変失礼ですが、初めて御名拝見した時は、てっきりコメディアンの芸名かと思い込みました。実は漫画家つげ義春のファンで、彼の『無能の人』に助川助三という名が出ており、そこから採った芸名かと誤解したのです。ところが、映画『あん』原作者が貴方であ…

花野

・ 花野にて我を待つらん那奈もがも 生くるべくして去りぬ汝を見ゆ ・安らかに静かに去りました。 ありがとうございました。

You Raise me Up

・二月に完全な美しさと優しさを備えたお前よ私より先に行こうとしているが静かに無垢の愛を残して外は四月の暖かさだ蝋梅が輝き梅や薔薇の芽も大きく動き出した水しか欲しくないというから蜂蜜を少し入れた少しでも飲んでくれたらいいこんな日が来ることは…

春待ち侘びな

歩く春ゆゑ待ち侘わびな いづこより匂ひて来るや梅の花咲き今日も歩いて駅前のドトールまで来た。冬の輝きの眩さを十分身に浴びながら。この眩さは森の木々野の草の眠りを覚まし、花を誘うに十分であろう。ドトールで少し読書をした。「藤原三代の秘密」東北…

弾圧

・ 日本開闢以来の大馬鹿な神がかり戦争により、開闢以来のとんでもない犠牲を払ったうえで、せっかく民主主義の権化のような憲法を手にしながら、カネ亡者の政治を70年以上許してきて、もはや仮面独裁政治と呼ぶべきである。 それは国民を映す鏡であり、知…

日々雑感

日々雑感 ・気づいたらもう大寒であった。 大寒も忘れ気味なる下流かな^^ 年末「一年を振り返って」をアップしたが、皆様には挨拶も忘れ年始の挨拶も忘れという体たらくの下流老人。困ったものです。 どうも、自分の事さえ他人事に見てしまいそうなこの頃 …