pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

都知事選挙と石田一松


私の住んでる田舎の山の上の団地で、他に歩行者がいる訳でもないのに道行く老人たちの殆どがマスクをつけている。街に出ても同様だ。特に混んでいる訳でもない。まばらな人通り。


実に不気味な光景だ。気持ち悪いなんてものじゃない。


コロナ感染者は当地で数名。感染したくても相手がいない。にも拘らず誰もいない歩道をマスクをつけて歩いている。

頭がイカれていそうには見えない。マスク愛好者なのか。まさかね。
マジメなのである。バカがつくくらいに。状況判断など無縁。誰もいない暑いさなかにも律儀にマスク。
熱中症が例年の2倍だとさ。


今日はコロナ選挙である。
都民ではないから本来はどうでも良い話だが、何せコロナ選挙。


風邪もコロナもウィルスである。

バカは風邪をひかないという。ではバカにコロナは移るか?

自分を振り返る限り私は風邪をひくからバカではない。
しかし2ヶ月間、「コロナの坩堝」都内に通勤したが、感染していないから、やはり私はバカなのか。


なんて、下らない言葉遊びをしたくなるくらい、都知事選挙は下らない。

都民が下らないからである。
下らないので上がるしかない。
どこに上がるか。
木の上に上がり赤い尻を晒すのである。

都知事選挙は下らないと書いたが、なぜ下らないか。

ファン投票でしかない実態だからさ。もちろん、それはそうなるべく仕組まれた選挙制度である。たかが2週間、ろくな論戦もさせずポスター、ビラ、街頭演説。こりゃ「知名度」つまりマスメディア露出が多いほど有利。「石原軍団」に黄色い歓声を上げていた有権者は多分健在。どれほど自分たちが侮辱されていようが知る知性もなく、ファンである。


せめて毎日3時間くらい公開討論会させれば文句はない。2週間毎日3時間の公開討論に耐えうる者だけが立候補できるようになる。

NHKとか名乗る、公共放送を騙る所がやらせるなら騙るを語るになおしてやる。実態自民党の放送局。鼻っからやる気はない。


TV利用のコロナ便乗現職は毎日?TV出演していたそうな。中身は、都民の皆様お気を付け遊ばせませ、感染は皆様の責任でござあますわよ、ってくらいか。

彼女の本質は日本会議である。
つまりカタリ「右翼」であり、ただの権力欲であり、つまりアベたちと何ら変わるところはない。公約はただのツリネタ。内股膏薬。汚ねえ。


さて、おめでたい選挙、どうなることか。


三重苦、コロナに地震に豪雨災害、と言うらしい。
そこに政治禍を忘れてるよ。マスメディアさん。尤も、政治禍は国民禍である。


天災は忘れた頃にやってくるとは寺田寅彦の名言だが、その伝でいえば、すぐ忘れる日本人だから、天災はいつでもすぐにやってくるのである。東京?いつでも大地震可能。コロナ無策に大地震、呑気な都民。マスクつけてりゃそれでよい。

 

「~凡て内密で取引きするのが闇取引きで御座います。帝国議会の闇取引きは秘密会議と申します~ハハのんきだね~」
    wikiより

『のんき節』は添田唖蝉坊のそれを広島の明道中学と言う蛮カラ校出身の硬骨漢石田一松が翻案した。戦前の吉本興業にはこんなのも居たのだ。(蛮カラし過ぎて廃校となったらしいのはウケる)


のんきのんきでときも過ぎ
コロナ騒ぎも風俗イジメ
イジメる相手がいれば良い
ハハのんきだね〜

 

 

この鮭は日本人です。リアリズムの極致は隠喩となりますね。

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