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pakin’s blog

主に創作を主体とします。ただし、人権無視の最たる原発問題や、子どもの健康や命を軽んじる時事問題には反応します。

ゼニ亡者記念日

この国の立法司法行政は鬼畜と呼ぶににふさわしい。ゆりかごから墓場まで、つまり、幼児教育から、老人施設まで、国民生活の全てを銭儲けの対象にし、弱者を虐げてきた日本歴史未曾有の愚劣な三権である。安倍記念小学校はどうやら潰されるようである。 教育…

高麗郷散策

. 昨夕から今日の午前中、高麗郷を散策しました。この時期、一日中晴れ渡る日は少なくなってきます。昨日は午後3時半から歩いて巾着田に。梅の花と牧場を見ながら楽しんで来ました。 見送り嫌いなハチ「連れてって!」と鳴いています^^。 巾着田牧場 巾着…

Born Free

・ 弥生の雨はやさしい音を立てて降り注ぎます。公園を犬の散歩で歩く娘さんも愛犬も雨音を楽しんでるでしょうか。 私は子どもの頃から美しいものに憧れを持っていたようです。水たまりに映る青空もビー玉のガラスに映る青空も廃墟も。 遠い過去ながらフラッ…

帰りたい

春の雨が蕾を柔らかに濡らす土を柔らかに濡らす街を野を山を濡らす「わたし、どうしてここにいるのか分かんないのよ」「わたし、へんてこりんなおばあさんなの」両手を胸の前に、祈るように固く結んで前を観ながらゆっくり話す柔らかな穏やかな表情で、見て…

ドリアン助川様

大変失礼ですが、初めて御名拝見した時は、てっきりコメディアンの芸名かと思い込みました。実は漫画家つげ義春のファンで、彼の『無能の人』に助川助三という名が出ており、そこから採った芸名かと誤解したのです。ところが、映画『あん』原作者が貴方であ…

花野

・ 花野にて我を待つらん那奈もがも 生くるべくして去りぬ汝を見ゆ ・安らかに静かに去りました。 ありがとうございました。

You Raise me Up

・二月に完全な美しさと優しさを備えたお前よ私より先に行こうとしているが静かに無垢の愛を残して外は四月の暖かさだ蝋梅が輝き梅や薔薇の芽も大きく動き出した水しか欲しくないというから蜂蜜を少し入れた少しでも飲んでくれたらいいこんな日が来ることは…

春待ち侘びな

歩く春ゆゑ待ち侘わびな いづこより匂ひて来るや梅の花咲き今日も歩いて駅前のドトールまで来た。冬の輝きの眩さを十分身に浴びながら。この眩さは森の木々野の草の眠りを覚まし、花を誘うに十分であろう。ドトールで少し読書をした。「藤原三代の秘密」東北…

弾圧

・ 日本開闢以来の大馬鹿な神がかり戦争により、開闢以来のとんでもない犠牲を払ったうえで、せっかく民主主義の権化のような憲法を手にしながら、カネ亡者の政治を70年以上許してきて、もはや仮面独裁政治と呼ぶべきである。 それは国民を映す鏡であり、知…

日々雑感

日々雑感 ・気づいたらもう大寒であった。 大寒も忘れ気味なる下流かな^^ 年末「一年を振り返って」をアップしたが、皆様には挨拶も忘れ年始の挨拶も忘れという体たらくの下流老人。困ったものです。 どうも、自分の事さえ他人事に見てしまいそうなこの頃 …

一年を振り返って

・<バイトを転々とした>「労働なくしては、人生はことごとく腐ってしまう。だが、魂なき労働は、人生を窒息死させてしまう。」 カミユ1、6月にはそれまで9か月勤務した病院の事務当直を辞めた。理由は時間外に来院した患者を頭から血が流れたまま帰宅させ…

満月の夜

・ちょっと一服ということで庭に出ると、楓の枝の向こうに満月が煌々と輝いている。木の間より漏りくる月の影見れば心づくしの秋は来にけり (古今集 秋上・よみ人知らず)裸木となった木の枝からならこの歌意もすんなり分かるが、葉の生い茂った木の枝の間…

帳尻 川柳

・マスコミの民を裏切る切り刻む 気づかずに骨の髄まで餌となり ニンジンに知らぬが仏いつの世も (人参とは馬の前にぶら下げた人参、馬は私たち、ほーら、馬鹿どもが人参に釣られて票を入れてるぞƪ(˘⌣˘)ʃと、高笑いが聞こえてきます。) お笑いが慟哭の世を笑…

山中満月

・南宋 真山民「山中月」我愛山中月 我は愛す 山中の月烱然掛疎林 烱然として疎林に掛かるを為憐幽独人 幽独の人を憐むが為に流光散衣襟 流光 衣襟に散ず我心本如月 我が心 本 月の如く月亦如我心 月も亦た 我が心の如し心月両相照 心と月と両つながら相い照…

葛の花 歌一首

・草むらに紛れ咲きたる葛の花野分ののちの匂ふ風かもあなたを見失うとき私は自分の中に溺れ苦しむがあなたははるかに遠いところから私の奥底の遠いところから現れ私は私を忘れる完全なる忘却.先刻、電車を降りて階段を下る時に後ろから肩を叩く者がいた。振…

・ 天の川雲を隔てつ更けゆけば 心おきなく逢ひて過ごせん 巴琴せっかくの七夕の夜であるが、それは地上の者の勝手で、天上の二人には雲がへだててくれればお祭り騒ぎの人目も憚らずに逢瀬を堪能できるだろうね。 七夕に蓮の花添う雲の上 巴琴今朝、蓮の花が…

映画「道」での対話

拙文「ジェルソミーナを見つけた」において、あえてウィキペディアでの紹介に留めておきました。この作品に深入りするとそれだけで一冊の本が出来上がります。と思っていたのですが、やはり多士済々のお気に入りさんでKさんがコメントで「「道」は好きな映…

台車に乗せられて来た夫さん

.夜11時半過ぎに病院玄関のインターホンを鳴らす者がいた。こっちは、さあ寝ようと少しウトウトしかけた時であった。夜勤はいつ起こされるか分かったものではないから眠れそうな時には寝るのであるが、そう簡単に寝られるものでもない。チェ、誰だとインター…

五月の夜の雨あがりの月に

・ 1五月の夜の雨あがりの月にはぐれし雲の一切れの寄り添うや森の木々の雫は輝く明るき道に奥武蔵の風の水の匂いの満ちたる深更のしずかに時は止まる 2「タンゴはセックスよ」「そうか、そうならば、いかなる舞踊もまたセックスだな」そうは言ってみたが…

五月の節句に   短歌

・ 今はただ星の光に花落ちて 耳に残るはさざなみの音 さざなみの寄せては返す春の浜 黒き瞳のまぶしきを知る 夕暮れて道の標も知らざりき 幼き我の歩む影のみ 波の底きらめく砂と青空と 潜りし我のすべてなりしや 今もただ夜ごとの夢の通い路に 海鳴り遠く…

「寂しさの歌」とゲバラとオバマ

・チェ・ゲバラが日本に来た時外務省も碌に相手をしなかったそうだ。そりゃそうだ。アメリカの犬を自任していたからな。 上をむいて出世しよう。ゲバラはそんな外務省だったからこそ「予定外」の広島訪問ができた。始めから広島訪問を予定していたら必ず拒否…

ある日

.また例のごとく、私は余りに良い春の陽気にふらふらと散歩にでた。 山の上にある団地内を散策するだけで優に1時間は楽しめるが、バリエーションを持つためには近隣の山歩き(マイアルバムに載せてるような)や、山を下りて昔から続く集落まで歩く。その集落を…

青空    和歌

・ 午後4:45暗く汚れた通勤の路 人ごみの側ホームレス蹲り年末に消えたホームレスの婆さん・・・あのイカレタオリンピックのためにどこかに「監禁」されているのか。きちんと丁寧に折り畳んであった布団毛布は近くの店員に放り投げられやがて始末された…

星月夜に

・ あと何年生きれば満足かな?そうだな、死ぬまで生きたいのだよ。 星月 皎潔 にして明河 天に在り古人は童にそう聞いたのだ我ら等しく生を享け等しく死を賜りなんの憤りがあろうか儚き生されば永遠の一瞬に生は在り辛苦の生ならば辛苦の嗚咽の中にも歓喜の…

「涙するまで、生きる」

・「涙するまで、生きる」http://www.farfrommen.com/caststaff.html「涙するまで、生きよ」とカミュは言った。絶望の何たるか希望の何たるか人生と世界の関わりは何たるか・・・「フランス人」教師ダリュ(ヴィゴ・モーテンセン)が子供達相手にアルジェリ…

晩秋

・先日、給与明細を渡されたが、契約ではひと月間試用期間で、一回(一晩)11,000円となっていた。明細票では、勤務開始からの2回分はノーカウント、つまりタダ働き扱いとなっていた。一瞬頭に血が上ったが、よく見るとその後の分は正規手当となっているので…

秋の晴れの日に 五首

み吉野の山の深みの桜紅葉 降りしく中に面影よぎらん 百済寺夕日燃え立つ山の端の いまはの光母に照り返し 晩秋の銀杏輝く窓辺より 光溢るる思ひ流れし 厳島海に抱かれやすらけき なが心をばあきの標と 夢やゆめ錦のあきの夢を見ん 夢と見なせば秋ぞさやかに…

秋の雨の日に

.秋の雨肌寒き日のやさしきはながほほえみのスパティフィラム木陰の下でやわらかな雨を浴び微かにやおん身よじらせ笑みこぼしひそやかなるや言葉を伝えむああその言葉あめのしずくに似たり遠き日の月の輝く凪たる海の光やさしく我を包みし思い出にまた明日の…

「薬禍の歳月-サリドマイド事件50年」

. 「薬禍の歳月-サリドマイド事件50年」 http://www.at-douga.com/?p=14248 10月1日、早稲田大学ジャーナリズム研究所主催の上記上演会とトークが、大学構内の小野記念講堂で午後6時より行われた。その映像は第41回放送文化基金賞(今年度)テレビドキュメン…

月さま、雨が・・・

.「月さま、雨が・・・」「春雨じゃ、濡れて行こう」ガリガリゴチゴチ武市瑞山はどうでもいいが月形半平太は良い^^。学生の頃、田無駅から学寮に帰ろうと雨の降りしきる田舎道を歩いていたら、途中で「よろしければどうぞ」と鈴の音のような声とともに後ろ…

蓮の花 三番花

・昨日、蓮の三番目の花が開きました。泥中汚辱の現世に咲く穢れ無き花。お盆に合わせて咲いてくれるのか、お盆が蓮の花に合わせて行われるようになったのか。古来仏教に篤く帰依した人々がこの蓮の花を仏花と見立てたのは当然のように思えます。以 前、中将…

. 暑気いや増す夕暮れ近く、一服しに玄関を出て軒下に腰を下ろした。 蚊取り線香の煙が先に上がっているので邪魔な蚊の音は聞こえない。 庭先も家の前の公園にも蝉時雨が湧き上がっている。 気のせいかも知れぬが、今年は例年にも増して蝉が多い。蝉が小便し…

『写生帖』 辻まこと

・ 辻まことの『写生帖』という作品の冒頭にこの詩が掲げられている。作者、陶晶孫、「歴程」同人。 昭和26年ころの「歴程」戦後第一回の詩画展のおりに、色紙にしたためられて出品されたという。 台風従井裡 颱風は井の中より起き 起 洪水従沙漠 洪水は砂漠…

満月愛隣

・ 1 満月が森を明るく照らし 余りに明るいので星林も隠れてしまった。 真夏の熱波も和らいで 蝉も静かに木々に息を吐き 時折ニャン! 茂みの下から白いハチが此方に駆け寄ってくる。 2 満月 Blue Moon Blue Moon 見事な満月の夜 おまえもその光を浴びてい…

大阪西成の夏

・ 先日、所用で大阪に行った。 宿は今年の4月来、西成と決めている。 地下鉄御堂筋線の「動物園前駅」一帯の、あいりん地区と呼ばれているこの界隈には天下有数の安宿が並んでいるが、その中でも高級な宿をとった。 1泊2000円以下である。 更に安い1泊500円…

花と人間

蓮の花の二番花の蕾が大きく膨らんできた。 今春初めて我が家に来たばかりなのだから そんなに頑張って花をつけなくてよいよ。 一番花より更に高くその細すぎる茎を伸ばし。 重き蕾を青空に届けたいのか。 そうか、お前も精一杯に生きたいのだな。 少しの強…

暑いのだ!

. 散水の夏の夕暮れむせ返る草と土との甘き風吹き 濃紺の空を映してやま桃の実も熟したりその甘き陰 その余り暑きに耐えず伸びのびて床の上にて甘き夢みん 写真、我が家の令嬢、ナナとミーの伸びきった姿。 あられもない姿で失礼~_~; ハチとモン太郎はさすが…

夏空

・ . 夏空に向かふ我あり幼き日プールの底の深みあおぎ見 . 十方の三世奥なり罪ごとき 塵よりかろし蓮の花咲く . 歩みきて夏空の下なが影の草叢に消ゆ昨日の如く .

蓮の花

・ ようやく咲いてくれた。 4月に奥武蔵の街道沿いの小さな喫茶店のママさんから頂戴した株を鯉太郎の居る睡蓮鉢に植えた。田んぼの土もお骨折り頂いて株の寝床とした。 花の寺巡りをしていたこの4年、この季節ではやはり蓮の花が美しく境内を彩り羨ましく…

父の思い出 3

・ 敗戦後、郷里で結婚し、竹細工などで稼いでいた父は戦後の物資不足で飛ぶように売れたと喜んでいたが、実は銀行の宝くじで2度も大当たりをとったらしい。 ツイている者はどうもツキが続くらしい。 その御蔭でツキは父が使い果たし、此方はツキに見放され…

父の思い出 2

・ 父が旧制中学中退にも拘らず英語が出来たという点、ご質問を受けたので補足するが、それは写真に出した祖父の厳命だったと聞いている。 時局が三国同盟締結、国際連盟脱退と日本全体が神懸かり軍部の国粋主義となり、西洋文化排斥、英語フランス語などへ…

父の思い出 1

. 今日、父の4回目の命日が巡って来た。91歳の自分の誕生日に脳溢血で亡くなった。 生前自分は120歳まで生きると公言していた割に、あっけない最期だった。しかし、50才で糖尿病を患い、入院した割にはよく持ちこたえたと思う。 糖尿病発症後は食事療法、運…

・ 行く年や猫うずくまる膝の上 漱石 漱石のことだから猫の俳句があるだろうと調べてみたら直ぐ上の句が出てきた。 猫好き漱石は周知の事。 ネコっかわいがり!という慣用表現があるだけに我が国の猫愛好家は多い。 我が家では子供らがそれぞれ好きなペット…

痰一斗糸瓜の水も間に合わず

言わずと知れた子規の代表句。 誇張をそうは感じさせない凄味が写生句を超えた命のおののきを感じさせる。 いま、午前3時半過ぎ。 この数日来喉が剃刀で切るような痛みから、就寝後明け方まで激しい咳と痰に悩ませられている。 声が出ないというザマである。…

・ 春風の山を吹き抜けあくる夜は 別れに手向く花ぞ咲きたり 新社会人の皆さんへ 巴琴 末男が4月入社に伴い社員寮への引っ越しをする。 この男は中学で登校拒否を起こした。 酷い教員集団と担任だった。 こんな所に入れたのは親の責任である。 上の兄が既に…

私達に目を背ける権利はない  ファルージャと日本

『ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件 …そして』 渋谷UPLINK他上映 http://fallujah-movie.com/intro.html 当時人質となった3人のうち、高遠菜穂子さん、今井紀明さんお二人が登場する。 ブッシュというヤブから大統領のイラク侵攻に追随した小泉首相…

サヨナラJealousy

・ サヨナラJealousy 「サヨナラ」ダケガ人生ダ そうかな。 「コンニチハ」だけが人生さ 人生はどこまでも前に進む いくらサヨナラと言い続けても 日に新たに、日々に新たなり 日々是れ新たなり 日に日に新たなり まことに日は新たに 大雪が春の陽光に消えた…

雪の日

・ 昔、越後塩沢の鈴木牧之『北越雪譜』を読んだ事を思い出した。内容はあらかた忘れてしまっているが、雪国の博物学的書物で、その挿絵とともに江戸時代の雪国を不思議な思いで読んだ印象が残っている。 塩沢といえば今でこそコシヒカリの中心南魚沼郡で会…

真夏の太陽が川面をぎらつかせていた。その中を一隻のポンポン船が舟の家を曳いてゆっくり岸から離れていった。 「どこへ行くんやろ?」 貞子が涙声で言った。 『泥の河』ラストシーンである。 信雄の母貞子を取り上げた。 映画では藤田弓子が演じたが、原作…

やさしさというもの 2

「お米がいっぱい詰まっている米櫃に手ェ入れて温もっているときが、いちばんしあわせや。・・・うちのお母ちゃん、そない言うてたわ」 おんぼろのだるま船、「廓舟」で暮らす母と子・・・ 周囲に廓舟の子や、と嘲笑される娘の銀子と喜一。 生活苦から「淫売…